いろんな匂い

　　　　　　　　　　

　

畑で仕事をしてるといろんな匂いがする。香りというよりは匂いと言った方がいい感じ

　

空豆を定植して、アブラムシが来ないようにみかんの皮を足元に置く。

　

　

ナスもアブラムシが来ないように足元にみかんの皮。。。

　

　

置き終わった頃には、周りにみかんの匂いがして、気持ち良く爽やかな気分になる。

　

今から1カ月以上も前、玉ねぎに追肥をして、水を掛ける。。。

　

　

掛けながら・・・玉ねぎの匂いがしっかり鼻に突く。。。

　

ニンニクにも追肥と水をあげる。

　

　

葉っぱなのにニンニク臭でいっぱい

　

庭の草取りをしてるとハーブの香りが漂って、良い気持ちで草取りが出来る。

　

同じハーブでも、コリアンダーはまた独特の香り。。。

　

　

苺畑で苺を摘んでいると、苺の香り。。。

　

ニラのある場所で草取りをしてると、ニラ臭が強烈。。。

　

カシスの実がなくても、傍で草取りをしてると木そのものがカシス臭を放っている。

　

キノコの木の傍は山の匂い。。。

　

キュウリの収穫をしてると、ウリ臭というか、キュウリの匂い。

　

ゴーヤは蔓が絡まり始めたら、もう小豆のような独特の匂いがする。

　

そんないろんな匂いが、心地良かったり、嫌だなぁと思ったり・・・

　

風と共に運んで来る何気ない匂いが野菜の存在感と生活感を感じさせる。

　

いろんな野菜や果物が、自分を主張しながら生活してると思うと

　

人が生活してる町と同じように、畑では野菜の世界が繰拡がれるんだろうなぁって・・・

　

匂いって、何も見えないのに感性に訴えるものだから、結構いろいろ感じる事が多い。

　

畑をやりながら、いろんな野菜の匂いに出会う時、野菜の特性や面白さを感じて楽しい

　

見えない匂いは、想像力や妄想を膨らませ、未知な世界へといざなう。。。

　

見えないものって、底知れぬ大きな力を持ってるのかも知れないと思った

　

良い匂いは「香り」・・・好む好まない香りを含めて、匂い。。。

　

匂いは、意外に底知れぬ影響力を持っている大物だと最近実感している。