高級干しブドウを作る [食品乾燥機]
先日の友達の祝賀会で、食品乾燥機を買ったと友達の妹さんに話したら、話が盛り上がり、
「青森のスチューベンブドウを、いつも貰うので、まるごと、干しブドウにしてみたい」と・・・
「じゃぁ~私やってあげる」 と一つ返事。。。
偶然次の日、貰ったからと、箱に入った高級ブドウを持って来た。
そのまま食べたら「超美味しい」 ・・・だって、素敵な箱に入った贈答用ブドウなんですよ。
干しブドウにするには、塩水に1時間付ける。。。(2時間つけっちゃったけど・・・)
それを食品乾燥機にのせる。
こんなにぷりっぷりっ
ネットでは、60℃48時間。。。
24時間経過・・・
48時間経過・・・
干しが足りない感じがしたので、もう20時間たして68時間後。。。
このグラム数の変化も記録してみた。(ブドウの置いてる位置順)
それぞれに違いはあるが、大体6分の1位の重さになり、乾いた。
元 | 319g | 元 | 392g |
48時間後 | 100g | 48時間後 | 158g |
68時間後 | 67g | 68時間後 | 63g |
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元 | 311g | 元 | 272g |
48時間後 | 135g | 48時間後 | 101g |
68時間後 | 86g | 68時間後 | 60g |
わかり難いので1個を大きくして、最初、24時間、48時間、68時間と・・・
このように乾燥して行った。
見る度に小さくなってしぼんで行く光景は、人間がどんどんお婆さんになって行く姿を連想した。
大きめなブドウなので、干しブドウも大きい。
比べてみると・・・ (左スチューベンブドウ、右買った干しブドウ)
味は干すので、濃い 噛み締めると後に甘さ、美味しさが残る感じ
普通の買った干しブドウをかじって、作った干しブドウを食べると味が全然違う。
買ったので食べ慣れていたせいか、どうしてこんなに違うんだろう
と思い、食品表示を見たら、油脂がまぶしてある。
油脂のせいかブドウの品種が違うせいか わからないけど、とにかく味は違う。
美味しいけど、超高級感は感じないのも本音だ。
高い美味しいブドウだっただけに、これは生で食べた方が良かったかも・・・とも思った。
干しブドウは作って食べたことがないので、本物の味がわからない。
作ってみて、本当はこの味が本物の干しブドウの味なのかなと・・・
自分で作ってから、売ってる干しブドウのあの光ってる油脂が気になってしかたがない
きっと電気代、材料費を含めると1房800円位する高級干しブドウになったと思う。
でも、本物の干しブドウを食べた感と、まるごと干しブドウの太っ腹な高級感は
特別感があって、何とも言えず気分がいい