カラフルな花を食す [野菜料理・ストウブ鍋料理]
春に植えた藍の花が咲いた。
タデ科なので、たぶんその辺に1本咲いていると、雑草そのものの風情。。。
でも、ちゃんと花として植えると可愛い花に見える。。。これだけ咲いてると圧巻
藍染をみんなでしてみたいというだけで、いっぱい植えただけ・・・
なのに、藍は染めるだけでなく、食べたり、薬効果があるらしい。。。
ネットで調べると、藍の薬草としての歴史は古く、藍の実が解熱剤として紹介され、
江戸時代には藍商人たちがお守り袋に藍を入れて持ち歩き、食あたり時に服用して難を逃れる等、いろいろな用途で重宝されていた。
近年では蓼藍の研究が進み、様々な疾患の原因とされる活性酸素を除去する抗酸化物質(藍ポリフェノール・フラボノイド)や、抗菌物質であるトリプタンスリンが含まれていることがわかってきました。
藍の主成分
・カフェ酸/フラボノイド…抗酸化作用
・トリプタンスリン…抗がん作用、抗白血病作用
・トリプタンスリン/ケンペロール…抗炎症作用、抗菌作用
・ケンペロール…免疫調整力
・ケルセチン/グルクロニド…抗ウィルス作用
こんな体に良いものを、この私が食べないわけがありません
葉っぱを生で食べてみました。。。美味しくはないけど、食べれない味ではない。
まずは一番は天ぷらが無難という事で花ごとてんぷらにしました。
天ぷらが主役なので、脇役は赤大根とわかめの酢の物。
そして今回のてんぷらは秋の花、葉のカラフルさをてんぷらにしてみた。
まずは藍の花のてんぷら
ニラの花
菊の花
人参の葉っぱ
これだけでは美味しい天ぷらを食べた気がしないので、 かぼちゃとなす。
アスパラ
エビ
抹茶塩と天つゆでいただきました。
一番美味しくなかったのがエビだったのが、情けない。。。(たぶん小さかったからかも)
私的に美味しかったのはかぼちゃとニラと人参葉っぱ。 藍はまあまあ・・・
赤の藍の花、ニラの白、菊の黄色、人参の緑・・・素敵な色合いだと思いませんか
でも、てんぷらにするとうっすらとしか色が出ないから、ちょっと寂しい。。。
藍の花は、この日は始めて食べるので、ワクワク感いっぱいの夕食でした。