難しかった弔辞文

　　　　　　　　　　

 

親友のお通夜、お葬式は１０日、１１日と執り行われます。

 

私は雛展が近くなっていて、どう見ても残念だが時間的に余裕がなく、

 

最後のお別れにはいけない。

 

娘さんから、代読という形でもいいのでと、弔辞を頼まれた. 

 

これはモコさん(親友)から、私に「弔辞の書き方を勉強してちょうだい」

 

という課題だなと受け取り、承諾した。 

 

 

が、初めて挑戦する弔辞。。。

 

インターネットで、どのようにして書くのか調べた。

 

それと葬儀屋でバイトしてた長男に聞いてみた。

 

インターネットでは、本式は包み込むタイプの物に入れて、巻物で、筆で書く。

 

が、今は普通の葬儀であれば簡略化され、白い封筒、便箋で、万年筆で書くらしい。

 

そして、どちらも買って来た。

 

 

 

筆で書いて失敗したら、封筒でと思って・・・

 

せっかく受けた大役なので、出来れば正式で行きたい

 

それがモコさんからの指令なような気がしたから・・・ 

 

でも、私はぺん字が下手なばかりか、習字も見られないほど下手。。。

 

文章を書くのは、使っちゃいけない言葉とか、こういう事を盛り込んで

 

とか、３分以内で簡潔に纏めるなど、いろいろな規定が書いてある。

 

難しいんですよかなり　ブログみたいにはいかないのよ

 

それと、あれも書きたいこれも言いたいと、書きたい思い出がいっぱいある。

 

文章が全然まとまらないのに、思い出しては泣いて、思い出しては泣いて・・・

 

筆が全然進まないんです。

 

でも、１０日なので、１日余裕みて、８日に発送しないと・・・

 

やっと８日に文章をまとめ、読んでみると４分を越える。。。

 

何を削ったらいいのか試案したが、削れなくて、このままで行く事にした。

 

しくじるといけないので、鉛筆で全部下書きして、その上に筆で書いたので

 

２回同じ文を書くことになる。 

 

これがまた、時間が掛かって、５時の宅急便に間に合わなかった

 

クロネコに持ち込めば ぎりぎり夜７時がタイムリミットで、次の日に着く。

 

焦るので、だんだん筆の字が滲んで、下手な字が、ますます変になって行く。

 

これで代読の人、読めるかなぁ～・・・って、心配になって来る。

 

最後に字を間違って、白消しで上に塗ろうとしたけど、振っても古過ぎて出ない

 

仕方ないこのままで、鉛筆の後を消しゴムで消して行く。。。

 

思ったより時間が掛かり、気が競る。

 

読む人がわからないといけないので、元文を印刷しようとしたら、

 

３枚中の２枚目の途中で、印刷機が止まった

 

信じられな～い　６時半過ぎて来て、焦りまくり 

 

クロネコまで１５分近く掛かる。

 

仕方ないので、古い元印刷文を主人に入れて 梱包して貰い、急いで車に乗り込んだ

 

６時４４分出発　焦るし、暗いのでクロネコを通り過ぎてしまった

 

一歩通行なので戻れない

 

車を先の病院の駐車場に止めて、荷物を手に持ち、走り戻ってクロネコへ・・・

 

あぁ・・・間に合ったぁ～２分前だった。。。　ほっとしたぁ～ 

 

家に帰ったら疲れてしまって、ご飯食べてお風呂に入ったら眠くなってしまった

 

考えてみたら、朝４時半から、文章考えて、泣いていたんだよなぁ～って・・・

 

 

急いでたので、写真撮る暇なんてなかった(参考にした写真を見てください)

 

 

 

結局、約２日 泣き泣き思い出に耽りながら、弔辞を考えて、

 

やっと汚い字で書き上げたので、イメージとはほど遠いけど送った(例良過ぎ)

 

明日は、知らせに来てくれた姪っ子ちゃんが、代読で読んでくれるそうです。

 

 

 

２年前半、モコさんが還暦パーティーに青森まで来てくれて楽しんだ思い出。

 

還暦の「思う壺作り」

 

 

遠くから来た人にくすだまをひいて貰った時の写真

 

 

懇親のひととき

 

 

 

最後に中学校の校歌をみんなで歌う。(黄色は校歌を書いた貼り紙)

 

 

 

クラスごとに記念写真。

 

 

やって良かったぁ～　還暦パーティー。。。

 

こうしてみると写真を撮るって、大切なものですね

 

 

弔辞がモコさんへの最後のプレゼントになってしまったかな 

 

こうして、いつもぎりぎりに物事やってる姿を、天国途中の道で振り向いて、

 

「さっちゃん、相変わらずだねぇ～もっと余裕を持ちなさい」って言ってるね。 

 

きっと、これからは私の心ので、モコさんは生き続けているよね

 

そう思わないと、やっていけないよ～

 

　　　　　　　　　　 

コメント 28

あの世で心配してそうだな(^_^;)
by pn (2017-02-09 23:27) 

モコさんの娘さん、素晴らしい方ですね。
こんな貴重な機会をくれるなんて。
明日、彼女が4分で読み切るのは難しいかもしれませんね。
さっちゃんの思いがギッシリと詰まった弔辞だもの。
でも、さっちゃんだったら、きっと5分でも読めないね。
青森の空から、さっちゃんも一緒に読んであげて下さいね。
by song4u (2017-02-10 00:12) 

還暦パーティのときには、まさかこうなるとは誰も思っていなかったですよね…同級生の皆さんもショックですね。
一生懸命弔辞を書き上げたむつみんさんの思い、モコさんに届いていますよ！
by れっしぃ☆ (2017-02-10 00:18) 

その思いはきっと天国のモコさんに届きますよ！
by HOTCOOL (2017-02-10 04:02) 

おはようございます。mutumin様の想いはきっと十分に届いていると思います！！^^;
by ソニックマイヅル (2017-02-10 06:16) 

間に合って良かったですね。
モコさんもきっと聞いていますよ。
by 親知らず (2017-02-10 08:02) 

弔辞にも使っていけない言葉とか制約がいろいろあるのですね
思い出がいっぱいなだけに書き始めると盛り込みたい事が溢れてしまいますね
by さる１号 (2017-02-10 08:33) 

pnさん・・・天然でおっちょこちょいなので、きっと心配だよね！
by mutumin (2017-02-10 08:38) 

song4uさん・・・そう！きっと私が読むと泣いて前に進まないと思う。そういう意味では代読でちょうど良かった気がします。
きっと、モコさんだもの！「さっちゃん、よく頑張ったね！」と言ってくれると思う。
by mutumin (2017-02-10 08:41) 

れっしぃ☆さん・・・きっとそうだと思います。私の気持ちが落ち着いてないので、まだほとんど知らせてはいないのですが、気持ちが落ち着き次第、幹事をやって、みんなの連絡先を知ってるのでお知らせしたいと思っています。
by mutumin (2017-02-10 08:43) 

HOTCOOL さん・・・はい！有難うございます。
by mutumin (2017-02-10 08:44) 

ソニックマイヅルさん・・・きっとそうですね。。。
by mutumin (2017-02-10 08:44) 

親知らずさん・・・はい！前にあの新幹線に乗り遅れそうになった時に乗ってすぐドアが閉まり、出発した時のようなドキドキ感でした。
良かったぁ～
by mutumin (2017-02-10 08:46) 

さる１号さん・・・制約って、なかなか窮屈なものです。
いろいろ勉強させていただきました！
by mutumin (2017-02-10 08:48) 

お早うございます。
大役 !　でしたね〜　mutuminさんでなければならない役でした。
きっとモコさんは大満足なさったことと思います。
お二人の友情は永遠です !　こんな素晴らしい友情があるんですね〜
by yakko (2017-02-10 08:48) 

yakkoさん・・・私の中で、ずっとずっと生きててくれると思います。
今度は電話は掛けれないけど、いつも心の中で会話します。
by mutumin (2017-02-10 08:53) 

臨場感が伝わって来て、私までハラハラしました　（。＞＜）！！
・・・私は、忘れる、ということが、死、やと思っています。

by フサヲ (2017-02-10 09:51) 

弔辞の大役お疲れ様でした。
本当は形にとらわれない形で想いをいっぱい書くのが良い気もします。
だって、誰のためなのかってモコさんのためですもの。

書ききれなかった想いもきっと全て今なら読まれてるかもしれませんね。
by まめ (2017-02-10 12:12) 

フサヲさん・・・そうですね。。。私は絶対忘れない！
by mutumin (2017-02-10 12:38) 

弔辞文、ごくろうさまでしたね。お見舞いもそうでしたが、ご自分でもこれで納得、気持ちが落ち着かれたのではないでしょうか。

　弔辞ではないけれど、故人の追悼文集に書くことを依頼されたことがありました。20数年前、流通団体を立ち上げて５年後くらいに交通事故で即死された、その代表の女性の方でした。思いを４枚ほどに書き綴ったら、読まれて涙された方もいました。
　大学の同期で、京都書道連盟会長の職の折に訃報が届いた友人がいました。前衛書道をこれから世界に普及しようとした矢先のことで、訃報と同時に追悼の書道個展を、居住しておられた鞍馬寺で主催する案内をいただき、都合よく農作業を手伝いに来ておられた友人に仕事をお願いして、京都に駆けつけたことがあります。彼はその鞍馬寺山門の看板の表札に文字を残しています。私は彼のために追悼のホームページを作り、しばらくは公開していましたが、今は事情があって、掲載できていません。
　数年前に徳島に帰った時、学生時代に同じ下宿にいた友人と駅前で初めて一緒にお酒を飲みました。磯遊びにご家族で私の実家にいらしたこともあります。その方は１年後に癌で亡くなりました。一緒に飲んだ夜はとても楽しそうでした、とその後、奥様から感謝されました。
　でも、そういう経過も何もなくて、訃報だけを知らされた友人たち、多いです。四国や関西から遠く離れてしまっているので、情報も届かないままでした。何もできなかったことで今もつらい気持ちになることがあります。
by とりのさとＺ (2017-02-10 13:25) 

１０年ほど前に弔辞を書きましたがパソコンで縦書きにして書きました。葬儀屋さんに代読してもらって、だからルールがあるとは知りませんでした。
最後の写真、むつみんさんとの天然コンビ…ですね(^_^;)。
by 六条 (2017-02-10 14:49) 

まめさん・・・本当はそうですよね。。。
でも受け取る側が、自分を同じ思いで受け取らないこともあるので、言葉は気を付けて言わなければいけないという事でしょうね。
by mutumin (2017-02-10 18:12) 

とりのさとＺさん・・・はい！少しずつではありますが、自分で受け入れられてるようになって来ました。
とりのさとＺさんは私より１０歳上なので、私以上にいろんな思いをしてると思います。また生まれた地と離れていると、情報も入り難いし、入ってもすぐいけないのが現状ですよね。
私が一番悔やまれるのは、ずっと大人の休日倶楽部を利用して旅行してたのに、この２年、畑仕事が忙しくて、一緒にいけなかったことが悔やまれます。始終一緒にいても疲れない友って、そんなにいないですからね。
今も病気の友達がいて、いつもまた残されるのではないかとハラハラしています。これからきっとこういう事が年と共に多くなるんでしょうね！
by mutumin (2017-02-10 18:24) 

六条さん・・・一応どういう風に書いたらいいのか？と、調べたら８項目位、箇条書きでありました。それと死とか悲しいとか、直になるべく使わない方がいい言葉があり、言い換えるとかした方がいいらしいです。弔辞はその後遺族が保管して置くらしいです。
とにかく良い勉強をさせてもらったし、書いている間中、傍にいてくれたような気がします。
by mutumin (2017-02-10 18:34) 

モコさんも娘さんも素晴らしい方ですね
想いはきっと空まで届きますよ
by paulo (2017-02-11 09:23) 

pauloさん・・・そうですね。。。今日はお葬式なので、青森から拝んでいます。
by mutumin (2017-02-11 13:49) 

モコさんはさっちゃんの想いの詰まった弔辞をしっかり受け止めていることと思います。
暫くはお辛いですね。
by olived (2017-02-11 20:07) 

olivedさん・・・有難うございます。
時間がたてば、少しずつ受け止められるようになると思います。
by mutumin (2017-02-11 21:07)